2007年12月05日

泣かないで

某大学での教職員対象のパソコン研修も無事終了しました。
連日高速道路を使っての往復は緊張の連続でしたが、お天気にも恵まれ素晴らしい紅葉も堪能できました。

今は某公共機関主催のパソコンビジネス講座を担当しています。
今日は「Excel2007」基礎の最終日。講座の最後の1時間は復習として練習問題を用意しました。

基礎の中で何度も繰り返した大事なポイントを中心に作成したものです。
受講生に「やってみてください」なんて丸投げはしません。
目的を説明し、操作手順を1つ1つ確認しながら進めていきました。

講座終了5分前に無事終了!・・・と思いきや前の方でアシスタントのAさんがなにやら受講生と話をしていたのですが、突然私のところにきて「早すぎてついていけないそうです。もっとゆっくりやってください!」と大声をだしてきました。

その場の空気を読めない人を「KY」と言うそうですが、今のAさんはまさしく「KY」
他に対処方法を思い浮かべないのでしょうか?

もうすぐ21時。講習会は開始も終了も時間厳守。
21時5分には警備の方が見えて会場を閉めますからもたもたしていられません。
それはAさんも分かっているはずなのに・・・
「後でね」と小声でつぶやき、いったん講習会を閉めました。

講座終了後、アシスタントのAさんに「全体の流れを把握してフォローをしてくださいね。私に話しかけるときはもう少し小声でお願いしますね」と頼みました。

ところがAさん、すごく機嫌が悪そうで
「そんなこと言われたって、あの受講生泣き出しちゃったんだもの私だってどうしていいか分からないでしょ!」と言い出しました。

なんということでしょう!
そんなことちっとも知りませんでした。
長いインスト生活の中で、私が泣きたくなる事はたくさんあったけれど、受講生が講習中に泣き出すなんて初めての事です。

講師用のパソコンは受講生の操作が見えるようにと受講生の後ろにあり、私からは受講生の表情はまったく見えません。
それでもできるだけ皆さんに声をかけるようにし、分からないことは遠慮なく聞いて欲しいと伝えています。

Aさんから詳しく話を聞いたところ練習問題でつまずいてしまい、泣いていたそうです。

練習問題を解きながら「そうだった」「すっかり忘れてしまったよ」なんて声があちこちから聞こえてきていたので、皆さん楽しそうに取り組んでいただいていたとばかり思い込んでいました。

受講生のため、良かれと思って進めたことが逆効果だったようです。
泣いていたという受講生は20代後半の男性です。
きっととても真面目な方なんでしょう。
できなかったことが悔しかったのかもしれません。

それにしても、どうしてそんな思いをさせてしまったのか、なぜ早く気がついてあげられなかったのか、申し訳なくて、なんだか、とっても後味の悪い日でした。
posted by インスト at 04:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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